一級建築士が教える中古マンション内見チェック10選|購入前に見るべきポイント


中古マンションの内見チェック - 北区・赤羽で後悔しないためのポイント

一級建築士が教える中古マンション内見チェック10選|北区・赤羽で後悔しない買い方

北区(赤羽・王子・田端・十条など)で中古マンションを検討するとき、立地や価格だけで決めるのは危険です。
同じ築年数でも、管理状態修繕の履歴水回り・結露などで「住み心地」と「将来の出費」が大きく変わります。

この記事では、一級建築士の視点で、内見時に必ず見るべきポイントを10個に絞って解説します。
北区エリアならではの注意点(川沿いの湿気、線路や幹線道路の音の見方、ハザード確認)も入れています。


目次

  1. 内見に持っていくと役立つ道具
  2. 中古マンション内見チェック10選(北区・赤羽版)
  3. 北区・赤羽で特に気をつけたい3ポイント
  4. 不安が残るなら「建築士インスペクション」
  5. まとめ

内見に持っていくと役立つ道具

中古マンション内見チェックに役立つ道具(チェックリスト・メジャー・ライトなど)

  • メジャー(家具配置・冷蔵庫/洗濯機置場の寸法確認)
  • スマホのライト(収納奥・点検口・配管まわり確認)
  • ビー玉 or スマホ水平器(床の傾きチェックの簡易版)
  • チェックリスト(当日テンパって見落としがちなので紙が強い)

中古マンション内見チェック10選(北区・赤羽版)

① まず「築年」と耐震基準(1981年ライン)

中古マンションは、1981年(新耐震)を基準に見方が変わります。
旧耐震でも良い物件はありますが、耐震補強の履歴や管理状況までセットで確認が必須です。

② 管理会社・管理形態(全部委託?自主管理?)

内見で最初に見るべきは室内より管理です。
中古マンションは「建物の健康状態=管理状態」で決まることが多いです。

③ 共用部の清掃レベル(ここが荒れてると室内も要注意)

マンション共用部(エントランス・掲示板・郵便受けなど)管理状態チェック

  • エントランスや郵便受けが汚れていないか
  • 掲示板の内容が整理されているか(苦情だらけ・未回収が多い等はサイン)
  • 防犯カメラやオートロックの運用が機能しているか

④ 修繕積立金・長期修繕計画・大規模修繕の履歴

ここは購入後の「毎月コスト」と「将来の一時金」に直結します。
長期修繕計画があるか/直近で見直されているか、大規模修繕が何年周期で回っているかを確認してください。
一般に大規模修繕は10〜15年程度の周期で計画されることが多いです。

⑤ 水回り(配管のニオイ・漏水痕・水圧)

中古マンションの水回り・配管チェック(キッチン下・洗面下・浴室まわり)

  • キッチン下・洗面台下を開けてカビ臭/腐食/シミがないか
  • 水栓をひねって水圧異音を確認
  • 浴室や洗濯機パン周辺に黒ずみ・膨れがないか

⑥ 窓・結露・断熱(北区は“川風+冬の冷え”で差が出やすい)

窓・結露・断熱チェック(サッシ周りの水跡や結露リスク)

赤羽〜赤羽岩淵周辺など、荒川・新河岸川の影響を受けるエリアでは、体感的に湿気や風を感じるケースがあります。
サッシ周りの水跡、カーテン裏のカビ、窓枠の傷みは要チェックです。

⑦ 床の傾き/建具の建付け(“微妙な違和感”を見逃さない)

  • ドアが勝手に閉まる/開く
  • 引き戸が重い
  • 床鳴りが強い

これらは施工精度・経年・下地の状態のヒントになります。

⑧ 騒音(線路・幹線道路・救急ルート)

北区は路線が多く便利な反面、線路や幹線道路沿いは音の感じ方に差が出ます。
「昼だけ内見」だと判断を誤るので、可能なら夕方〜夜も周辺を歩いて確認しましょう。

⑨ ゴミ置き場・駐輪場・廊下(住民マナーが見える場所)

共用部(廊下・非常階段・ゴミ置き場)で住民マナーと管理状態を確認

  • ゴミ置き場が荒れていないか(臭い・散乱)
  • 駐輪場が溢れていないか(ルールが機能しているか)
  • 共用廊下に私物が多すぎないか

⑩ ハザード確認(“北区で最後に必ずやる”)

北区は河川が多いので、最後に必ず水害ハザードを確認してください。
北区公式の水害ハザードマップが公開されています。
参考:東京都北区 水害ハザードマップ(北区公式)


北区・赤羽で特に気をつけたい3ポイント

1) 川沿いの湿気・風 → 結露/カビチェックが重要

窓枠・換気・24時間換気の動作、浴室乾燥の有無などで、住み心地が変わります。

2) 路線が多い → “便利さ”の裏で騒音差が出る

窓を閉めた状態/開けた状態、バルコニー側、寝室側など、部屋ごとに確認すると失敗が減ります。

3) 再開発・道路計画・周辺工事の予定

駅周辺は動きが出やすいので、売主・仲介に「近隣で工事予定があるか」も聞くのがおすすめです。


不安が残るなら「建築士インスペクション」

一級建築士による中古マンションのインスペクション(住宅診断)

内見だけでは判断が難しいのが、見えない部分(劣化・雨水侵入リスク・配管の状態)です。
特に築年数が経っている物件ほど、購入前に専門家のチェックを入れると安心感が段違いです。


まとめ

購入後の暮らしをイメージ(バルコニーからの夕景)

北区・赤羽で中古マンションを選ぶときは、室内の見た目よりも、管理・修繕・水回り・結露・騒音・ハザードを優先して確認するのがコツです。
「この物件、決めていいのかな?」と少しでも迷ったら、早めにプロの視点を入れて判断しましょう。

ATO不動産では、一級建築士の視点で物件選び〜購入判断までサポートできます。お気軽にご相談ください。

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